ジェイド グッディ 無恥の象徴、勇敢な女性

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子宮頸（けい）がんで余命わずかと宣告されていた英国のリアリティー番組タレント、
ジェイド・グッディ（Jade Goody、27）が22日午前3時14分（日本時間同日午後0時14分）、英エセックス（Essex）州Upshireの自宅で死去しました。グッディが著名になったのはドキュメンタリー番組「ビッグブラザー」に２００２年出たのがきっかけ。
驚くほどの一般的教養の欠如を露呈し、インド人女優のシェルバ・シェティーに人種差別とも受け取れかねない発言をして、大きなニュースになったり、酔っ払って裸になるなど
その行動は破天荒だったようです。
また、タブロイド紙から「嘲笑と憎悪の対象」として書きたてられたそうです。

特に芸才はなかったようですが、リアリティーＴＶと呼ばれるテレビ番組に出演したり、
自身の名を冠した香水や自伝などを発表するかたわら、芸能雑誌に自分の生活について語り、
こうして彼女は有名人であることで有名な人物になっていったのです。

ＢＢＣによれば、一方ではグッディは「知的レベルの低い英国、テレビ出演で自分でも認めた無恥、
悪い言葉づかい、いじめ」の象徴に対し、
「自分の名声から財をなし、勇敢な笑顔で病気と闘った素晴らしい女性」と見る人もいるとも言ってます。

がんにかかって余命いくばくもないことを知ったのは、昨年、インド版「ビッグ・ブラザー」に出演している時だったそうです。
それからは自分の闘病の様子を描くドキュメンタリー番組に出演し、今年に入ってボーイフレンドと結婚した時は、結婚式の独占報道権を芸能雑誌「ＯＫ」に、独占放映権をデジタルチャンネルのリビングＴＶにそれぞれ巨額で売って、またまた注目（批判も）を集めました。
グッディには二人の子供がいるそう。
父親はテレビ司会者。２００５年、麻薬の過剰摂取で実父が死亡している。

グッディのＰＲは超有名人のPRの第一人者マックス・クリフォードが担当しているそうで利用して大金をもうけるのはどうか、という声も出たそうです。

、生前グッディは子供たちの将来のために、なるべくたくさんのお金を稼ぎたいとグッディは語っていました。

有名になれば財を成す事も可能です。
その為にありとあらゆるものを使い、更には自分自身も使って有名になるという行為をしていく。
しかしそこには波乱万丈な人生が待っているに違いありません。きっとグッディも多くの財を得た引換に悩み、苦しみ、それでも必死に人生を駆け抜けたことでしょう。
そんなひたむきな姿勢だからこそ、きっと多くの人に影響を与えるのでしょう。

グッディのおかげで、子宮がん予防のためのテストを受ける女性たちが増えたそうです。

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タグ：ジェイド グッディ 人種 差別